紫綬褒章アスリートが続々コメント発表
スポーツや芸術の分野で功績があった人に贈られる紫綬褒章を受章した東京五輪、パラリンピックの金メダリストが2日、続々とコメントを発表しました。
――以下、金メダリストコメント
(原文ママ)
◆木村敬一選手
東京パラ・水泳男子100mバタフライS11(視覚障がい)
「この度、紫綬褒章受章を賜りましたことは、大変光栄であり、これまで多くの指導・ご支援を賜りました皆さまに対しまして、厚く御礼申し上げます。
私は、東京2020パラリンピック競技大会において、念願であった金メダルを獲得することができました。初めて出場した北京大会から4度目の挑戦で、ようやくたどり着いた頂(いただき)は、言葉では言い表せないほど幸福な場所でした。
たとえ時間がかかっても、信じて努力し続けてきて良かったと、心から思っております。
また今回の栄誉は、私一人だけのものではなく、多くの人の支えがあってこそだと思っています。この事を忘れることなく、褒章に相応しいアスリート、また人間となれるようこれからも努力し続けたいと思います。
今後もパラスポーツの普及・発展に、微力ながら貢献してまいる所存でございますので、何卒従前同様ご指導・ご鞭撻(べんたつ)を賜りますようお願い申し上げます」
◆濱田尚里選手
東京五輪・柔道女子78キロ級
「今回の受章、身に余る光栄なことであり、謹んでお受けしたいと思います。
東京オリンピックで金メダルを獲得するということは、遠い夢だったものから現実的な目標に変わり、たくさんの方に支えられて最高の結果を出すことができました。
支えていただいた全ての方、そして今回の受章に対して感謝の気持ちでいっぱいです」
◆山田優選手
東京五輪・フェンシング男子エペ団体
「このような名誉ある章をいただきとても嬉しく思います。この章に恥じない行動を心がけ、パリオリンピックへ向けて日々精進してまいります」
写真:ロイター/アフロ」