４日、北京五輪で初の金メダルを目指す高梨沙羅選手が都内のイベントに参加し、よく見る“夢”など睡眠について語りました。

「寝る直前までジャンプのことを考えていると、かなりの確率で飛んでいる夢を見ます」と、寝ても覚めても競技と向き合う高梨選手。

７年前、４位に終わったソチ五輪後には悪い夢を見ると話していましたが、最近は「マイナスなイメージではなく、飛んだままどこかに行ってしまってフェードアウトする夢が多い」と笑顔を見せました。
また試合後や過度に練習して眠れないときのリラックス法は、自分の好きな香りをたくこと。最近のお気に入りはパロサントと呼ばれる香木で「気持ちが浄化されるような、落ち着く香り」と、眠れないときのお守り代わりになっているそうです。

残すところあと３か月となった北京五輪。「金メダルを目指して頑張っている最中ですが、一番見てほしいのは４年間こうして積み上げて成長した姿」と意気込んだ高梨選手。“夢”ではなく“現（うつつ）”で、初の金メダルをかけ大舞台にフェードインします。


写真：西村尚己／アフロスポーツ