日本野球機構（ＮＰＢ）は、１０、１１月に最も活躍した投手、打者に贈られる「大樹生命月間ＭＶＰ賞」の受賞選手を９日に発表しました。受賞選手には記念盾と、賞金３０万円とトロフィーが贈られるということです。

【１０、１１月度　大樹生命月間ＭＶＰ賞】

◆セ・リーグ【投手】
伊藤将司（阪神）初受賞
成績　５試合　３勝０敗１ホールド　
投球回２７．２　防御率０．９８
奪三振１５　自責点３

投手部門での阪神からの受賞は、２１年６月度の青柳晃洋投手以来、阪神のルーキーの受賞は、２１年５月度の佐藤輝明選手以来。


◆セ・リーグ【打者】
牧秀悟（ＤｅＮＡ）初受賞
成績　１９試合　打率．４５２
３３安打　１本塁打　６打点　１盗塁

打者部門でのＤｅＮＡからの受賞は、２１年６月度のＴ・オースティン選手以来、ＤｅＮＡでのルーキーの受賞は０３年９月度の村田修一氏以来。

月間ＭＶＰ賞において、ルーキーの同月、投打ダブル受賞は史上初。


◆パ・リーグ【投手】
山本由伸（オリックス）
５度目（４か月連続・今季４度目）
成績　４試合　３勝０敗
投球回３２　防御率０．８４
奪三振３２　自責点３

２１年６月度、７、８月度、９月度に続き、月間ＭＶＰ賞４連続受賞。４連続受賞は１３年８月度の田中将大投手（東北楽天、この年５か月連続受賞）以来パ・リーグで２度目。

年間４度受賞は、同じく１３年の田中投手（東北楽天、年間５度受賞）以来、パ・リーグで２度目。

◆パ・リーグ【打者】
近藤健介（日本ハム）初受賞
成績　２３試合　打率．３５１
２７安打　２本塁打　１０打点　２盗塁

１０年目で初の月間ＭＶＰ賞受賞。


写真左が阪神・伊藤将司、右がＤｅＮＡ牧秀悟