日本代表・上田綺世 スタメン奪取へ意欲
11日にW杯アジア最終予選ベトナム戦に臨むサッカー日本代表。FW上田綺世選手(23)が9日にオンライン取材に答えました。
カタールワールドカップアジア最終予選、現在日本代表は2勝2敗でグループ4位。ワールドカップ出場権が自動的に与えられる2位以内へ、厳しい状況が続きます。
その中で選ばれたことについて上田選手は。
「僕のクラブでの活動を認めてもらえたというのは、すごく自信にもなっているので、チャンスだと思っています」と語りました。
自身が所属する鹿島アントラーズでは、今季リーグ戦チームトップの13ゴール。出場した東京五輪後は、12試合で7ゴールと調子を上げています。
今季から日本に復帰した大迫勇也選手や、スコットランドのセルティックで、18試合で13ゴールと絶好調の古橋亨梧選手らと激しいポジションに挑みます。
「自分にしかできないことをピッチの中で表現して、必要だと思ってもらえれば試合に出られると思うので、まず自分を表現して、自分にしかできないものを出していけたら」と、スタメン奪取へ意欲を見せました。
そしてベトナムについての印象は。
「世代別でしかやったことないですけど、タフなチームですし、個々の技術も高いと思っている。でも、粘り強さは日本の武器でもあると思うので、日本らしく、賢く、また鋭く戦えたらいいなと思いますし、得点でチームの助けになれたら」と攻撃面での貢献を誓いました。
写真:YUTAKA/アフロスポーツ