MF原口 オマーン戦へ「チャンス欲しい」
サッカーのFIFAワールドカップアジア最終予選のオマーン戦に臨む、日本代表MF原口元気選手が13日、オンラインでの取材に応じました。
原口選手は最終予選の初戦、オマーンに敗れた試合では途中交代。さらに、ここ数試合も出番が限られています。それでも「個人的にはこの悔しさが大きなパワーになることは自分自身で理解している」とモチベーションの高さをみせました。
所属チームのウニオン・ベルリンでは中盤3人の一角を務め、「時間帯によってはトップ下の位置に入ってプレー」するなど、現在日本代表が取り組むシステム(4-3-3)にも違いを出せると語る原口選手。「パフォーマンスを出せる自信はあるので、正直チャンスは欲しい。自分の良さを出すには高い位置をとりつつ、入ってきたボールに対して何ができるかだと思う。それはウニオン・ベルリンでやっているプレーと近いものがあるので、そこで少し攻撃に厚みをつけていけたら。」と自信をのぞかせました。
前回のロシアW杯アジア最終予選では4試合連続ゴールを決めるなど、日本の本戦出場に大きく貢献した原口選手。「同じようなプレーができると今でも思っている。コンディション的にも、気持ち的にも今一番いい。サッカー人生のキーポイントになる試合をやりたい、ポジションを奪っていくようなパフォーマンスを出せるような試合を久しぶりにやりたい」と力強く語りました。
■写真:アフロ