元広島監督・古葉竹識氏 85歳で死去
プロ野球・広島などで監督を務めた古葉竹識氏(85)が、今月12日に亡くなったことが分かりました。
古葉氏は1958年に広島に入団。盗塁王を2回獲得するなど、プロ14年で通算1501試合に出場。1369安打、334打点、263盗塁、打率.252の成績を残しました。
現役引退後は1975年に広島の監督に就任すると、山本浩二氏や衣笠祥雄氏などを率いて、1年目でリーグ初優勝を達成。
その後もリーグ優勝4回、日本一3回にチームを導き「赤ヘル黄金期」を支えた名監督として知られていました。監督通算成績は、873勝791敗137分。
1999年に野球殿堂入りを果した古葉氏は、アマチュア野球界の発展にも尽力。2008年に東京国際大学野球部の監督に就任し、2011年にはチームを東京新大学野球リーグ初優勝に導きました。
葬儀、告別式はすでに近親者のみで執り行われたということです。