ヤクルト・高津監督 選手への信頼を語る
20日から始まる日本シリーズに向け、19日にヤクルト・高津臣吾監督が会見を行いました。
今シーズン“絶対大丈夫”を合言葉に、チームを2年連続最下位からリーグ優勝に導いた高津監督は、「ここまで頑張ってこられたのは選手のおかげですし、ここの舞台に立たせてもらえるのも選手のおかげだと思ってます」と選手たちへ改めて感謝を口にしました。
そして、「選手に何の不安も何の心配もしていない。全力で彼らはいい結果をもたらしてくれると信じています。みんながヒーローになり、みんなが勝ちにつながるいいプレーをしてくれると信じています」と選手たちへの信頼も語りました。
現役時代は守護神として日本一を4度も経験した高津監督。日本シリーズについて、「何度か選手の時に日本シリーズを経験させてもらいましたけども、全ての試合、全てのシリーズ、全て覚えています」と語り、「選手たちにも2021年の日本シリーズをすぐ思い出せるように、思い出深いシーズンにしてほしい」とコメント。
そして監督として初めて経験する日本シリーズについて、「今から何が起こるのかも分かってないですし、選手と違った時の感情というのは必ず出てくる」と話しました。
また対戦相手のオリックスの印象について聞かれると、「(日本を)代表される選手が投打ともにいますし、すごい手ごわい相手。もちろんそんな簡単なゲーム、シリーズになるとは思ってません。勝つか負けるかはやってみないと分からないが、大いに野球ファンの方が盛り上がってくれるシリーズにしたい」と話しました。
最後に20年ぶりの日本一に向け、「せっかくチャンスをつかんだわけですから、もう一つのチャンスをぜひつかんで、今年を終わりたい」と意気込みを語りました。