J1大分、仙台、横浜FCのJ2降格が決定
残り3試合となり残留争いが佳境を迎えたサッカー明治安田生命J1リーグ。第36節の試合が20日に各地で行われ、大分トリニータ、ベガルタ仙台、横浜FCのJ2降格が決定しました。
18位・大分は鹿島とアウェーで対戦。両チームともに得点を奪うことができず、0-0で引き分けとなりました。
19位・仙台は同じく残留を争う15位・湘南とホームで対戦。前半と後半に1点ずつ奪われ0-2で敗れました。
20位・横浜FCは神戸とホームで対戦。PKを与えるなど前半で2点を失い、0-2で敗れました。
この結果、残り2試合で15位・湘南と16位・清水の勝ち点36に届かないことが確定した大分、仙台、横浜FCの3チーム。残り2試合を残しJ2降格が決定しました。降格するのはあと1チーム、湘南、清水、徳島の3チームで残留を争うこととなりました。
試合後、今季途中から横浜FCのキャプテンを務めた瀬古樹選手(23)はJ2降格について「受け止めるしかないと思っています」とコメント。「僕が先頭に立ってやるという覚悟を決めてから、このチームを残留させてやる気持ちで日々やっていましたし、まだ2試合残っているのでそこは気持ちを切らさずやらなきゃいけない。ただこれが現状というか、結果に出てしまったので、悔しいです」と無念さを吐露しました。
《J1残留争い順位表》第36節終了時
勝ち点 得失点差
15位 湘南 36 -4
16位 清水 36 -19
―――――J2降格ライン―――――
17位 徳島 33 -20
18位 大分 29 -27 降格決定
19位 仙台 27 -30 降格決定
20位 横浜FC 27 -42 降格決定
写真:アフロスポーツ