【J1へ王手】J2磐田 次節7日にも昇格
3日の明治安田生命J2リーグ第37節で首位の磐田が新潟に勝利し、3シーズンぶりのJ1復帰に大きく近づきました。リーグ戦は残り5試合。7日の次節は2位京都との首位攻防戦となり、この試合の結果次第でJ1復帰が決まります。
◆3シーズンぶりのJ1復帰を目指す磐田が条件付きでJ1復帰に王手
J2首位を走る磐田に衝撃が走ったのは先月下旬でした。鈴木政一監督が体調不良により検査入院。暫定的に服部年宏ヘッドコーチがチームの指揮を執ることになりました。
服部ヘッドコーチのもと、10月30日の大宮戦を2-1で勝利。続く今月3日の新潟戦でも苦しみながら1-0の勝利を飾りました。チームはこれで14戦負け無し、勝ち点を80に伸ばしました。
リーグ戦は残り5試合。次節7日の第38節は首位・磐田と2位・京都の首位攻防戦。この日の結果次第で磐田、もしくは京都がJ1自動昇格圏内の2位以内を確定させ、J1昇格を決める可能性があります。
◆7日の磐田昇格条件
磐田が京都に勝利し、3位・長崎が12位・東京Vに引き分け以下
もしくは
磐田が京都に引き分け、長崎が東京Vに敗戦し、かつ4位・甲府が21位・北九州に引き分け以下
◆7日の京都昇格条件
京都が磐田に勝利し、長崎が東京Vに敗戦し、かつ甲府が北九州に引き分け以下
◇新潟戦後、服部年宏ヘッドコーチのコメント
「個人的な考えになるのですが、とにかくJ1昇格が最大の目標で、優勝できればなおクラブとしての価値も上がると。とにかくJ1に上がることが最重要だと私は思っているので、優勝したいですが、それよりもまずは昇格の方を優先しています」
◇新潟戦後、遠藤保仁選手のコメント
「1位2位同士の戦いになるので、残りの試合を考えても勝てば大きく前進できる試合でもあるので、調整する時間は短いですけど、しっかりと良い準備をして、相手も素晴らしいチームなので、積極的にミスを恐れずやっていきたいなと思っています」
写真:新井賢一/アフロ