J2降格のベガルタ仙台 手倉森監督退任
13年ぶりにJ2への降格が決まったベガルタ仙台は23日、手倉森誠監督の退任を発表しました。
今後、手倉森監督はクラブの強化や育成のサポートを担当するということです。
ベガルタは20日に、湘南ベルマーレとの試合に敗れたため、シーズン17位以下が確定。J2への降格が決まっています。
残り2試合を残した今季は、暫定的に原崎政人ヘッドコーチが監督として指揮を執るということです。
▽以下、手倉森誠監督のコメント
このたび、監督を退任することになりました。震災から10年の節目の年、昨年ベガルタ仙台が苦しい状況に置かれた中、何とか力になれればと監督を引き受けさせていただきました。
クラブの立て直し、昨年からの挽回とJ1残留を果たすべく力を注いできましたが、力およばずJ2に降格させてしまい、大きな悔しさと責任を感じています。
大変申し訳ありません。
佐々木社長と共に、クラブ再建を誓い監督を務めてきましたが、J1残留を逃す事となり辞意を固めました。
残り2試合、スタッフと選手で来期につながる闘いを期待します。J2降格が決定した今、クラブ再建へ別の形で貢献して参りたいと思います。
写真:アフロ