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「1番で初回出塁して、流れが作れれば」巨人・浅野翔吾 試合前練習中にスタメン告げられ驚きもマルチ安打と結果出す

2023年9月1日 16:02
「1番で初回出塁して、流れが作れれば」巨人・浅野翔吾 試合前練習中にスタメン告げられ驚きもマルチ安打と結果出す
巨人・浅野翔吾選手(画像:日テレジータス)
プロ野球セ・リーグ 巨人2-0広島(8月31日、岐阜・長良川球場)

この日、1番スタメンで出場した浅野翔吾選手は、スタメン出場を打撃練習中に告げられました。その練習を見守っていた原辰徳監督は、浅野選手がベンチに下がっていくときに一言声をかけ、若武者を鼓舞していました。

「急に言われたけど、自分が一番好きな打順は1番だったんで」とした浅野選手。「負けが続いてたんで、1番で初回出塁して、流れが作れればいいなと思ってました」と続けました。

その言葉通り、初回に広島の先発・床田寛樹投手のボールをうまく打ち返し、レフト前に運ぶと、球場全体が、歓声に包まれました。その後、相手のエラーなどで3塁に歩を進めると、4番坂本勇人選手のセンターへの犠牲フライで先制のホームを踏んだ浅野選手。

第3打席にもライト前にシングルヒットを放ち、初めてマルチ安打を達成。「和真さんみたいに僕はばんばん打てないですけど、ヒットとかつなげる役割は。後ろにすごい先輩方がいるんで」とホームランではなく、つなぐ意識を大切にしていると明かしました。

現在、主砲の岡本和真選手と梶谷隆幸選手が体調不良でラインアップから姿を消している巨人。それをカバーするように、前日の試合では岡田悠希選手がプロ初のホームラン。この日は浅野選手がプロ初のマルチ安打と若武者が雄たけびを上げ、チームの士気も9月に向けて高まっています。

「僕とかは少ないチャンスというか、少ない出場機会をものにしたり、今日みたいなチャンスをどれだけ生かせるかっていうのが1軍でいられる鍵だと思うんで、しっかり結果を出したいです」と、浅野選手はレギュラー奪取に向けてどん欲な一面を見せています。
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