張本 まさかの初戦敗退「これが今の実力」
◇ITTF世界選手権(米・ヒューストン:現地23日~29日)
東京五輪後、初めての国際大会に臨んだ世界ランキング5位の張本智和選手が現地時間の24日、男子シングルス2回戦で65位のポーランドの選手と対戦。フルゲームの末、3-4で敗れ、初戦敗退となりました。
大会前には「まだ世界選手権でメダルを取っていないので、まずシングルスで日本男子史上初のメダルを目指す」と語っていた張本選手。
第2シードで初戦となった2回戦。
第1ゲームでは、6連続ポイントを奪うなど11-7で先制します。
その後はゲームを奪い合う展開に。
第5ゲーム終了時点では張本選手がゲームカウント3-2とリードしますが、第6、7ゲームを落とし逆転負け。
ゲームカウント3-4で男子シングルスは初戦敗退となりました。
「サービスが取りづらい相手で、最後まで苦戦した。ラリーで相手より優位に立てなかった」と語った張本選手。
「これが今の実力だと思うし、東京五輪から成長できていないので、とにかくイチからやりなおすしかない」
残りの出場種目は、森薗政崇選手とのペアで挑む男子ダブルスと、早田ひな選手との混合ダブルス。
「次から自分だけの責任ではなくなってくるので、パートナーの選手に迷惑をかけないようにプレーしたいと思います」と気持ちを新たにしました。
写真:アフロ