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「日本プロ野球のあるべき姿」燕・高津監督

2021年11月28日 6:02
「日本プロ野球のあるべき姿」燕・高津監督

4勝2敗で日本シリーズを制したヤクルトの高津臣吾監督が28日、共同会見で日本シリーズを振り返り、率直な気持ちや感謝を述べました。以下、主な一問一答

――まずは日本一おめでとうございます。20年ぶりの日本一。

「勝ったことに対してすごくほっとしています。今季の日本シリーズというのが我々にとっては20年ぶりの日本一、今回の毎試合といいますかゲームが均衡した競ったゲームだったので本当に疲れましたし、充実した充実感でいっぱいです」

――監督で初めて宙に舞ったきもち

「本当にてっぺんを目指して、頂上を目指して12球団の一番になるという思いでシーズンを過ごしてきたので、この思いが達成できたとすごく選手に感謝しながら選手に胴上げをしてもらいました」

――胴上げ前はどんな言葉を

「僕たちがチャンピオンだというような言葉をかけました」

――選手からは「みんなほとんど泣いていたので、僕は勝って泣かないと決めていたのでみんなの目を見ると涙を流していたので、みんなをできるだけ見ないようににしていました。僕もウルっときちゃうので」

――今選手にかけたい言葉

「一番は強くなったねと言いたいです。心も身体もチーム自体も全体も本当に大きく成長したと思いますし、少々じゃ弱音を吐かないですし、競った時の強さであったりいろんな強さ成長を感じるシーズンだったと思います」

――面白い日本シリーズ

「シリーズ入る前に寒い時期ではありますけど熱い日本シリーズをやりたいと、熱い戦いをしたいという風に抱負を述べさせてもらったんですけど、ここまで毎日がギリギリのゲームになるとは思っていなかったので、でも野球ファンのみなさんには楽しんでいただけたのかなと。われわれとしてはその中で勝つことがでいたので凄く嬉しく思いますし、パ・リーグを代表するオリックス、なかなか簡単にはいかないチームでしたし強いなと思いました。これが日本のプロ野球のあるべき姿だと思いますし、真剣勝負でみんなが心打たれる感動するゲームができたのかなと思います」

――セ・リーグの意地「特にセ・リーグが勝ってなかったとか意識するゲームではなかったんですが、やはりリーグの代表として責任じゃないんですけど勝たないといけないと思ってましたし、それが現実となって良かったなと思います」

――印象に残っているシーン

「ここに並んでいる4名の何かを言わないといけないんでしょうけど、(高橋)奎二の完封もそうですし、川端の最後のヒットもそうですし、(山田)哲人の3ランもそうですし、ムーチョ(中村悠平選手の愛称)のリードもそうですし、一つにはなかなか難しいですねすべてのプレイがシーズン通りの素晴らしいプレーだったと思います」