◇プロ野球 巨人春季キャンプ 紅白戦(2日、沖縄・那覇市)

紅白戦で2回からマウンドに上がり、3イニング無失点の好投を見せたグリフィン投手。登板後に取材に応じ、自身の投球を振り返りました。

グリフィン投手は150キロ超えのストレートや、切れのあるスライダーなどで打者を封じ、安定した投球を披露。中でもストレートについては「感触はよかった。変化球を重点的に投げているので、たまに投げるまっすぐが(打者には)より速く感じるのではと思います」と、現在の状態を振り返りました。

投球でよかった点について問われると、2回にヒットとフォアボールで迎えた1アウト1、2塁のピンチについて言及。「(ヒットとフォアボールは)そこだけ見るといいことではない。しかし、ランナーを置いた場面でけん制などを工夫して、結果的に無失点で終えることができてよかった」と、納得の表情でコメントしました。

今後に向けて「変化球を場面に応じて投げ分ける部分の精度を上げていきたい。体や腕が、これからより長い回に耐えられるようなコンディショニングをしたいです」と意気込みを語りました。