阪神・梅野FA行使せず残留「優勝したい」
プロ野球・阪神は3日、梅野隆太郎選手(30)が国内FA権を行使せず、チームに残留することを発表しました。
プロ8年目の梅野選手は今季130試合に出場し、扇の要としてチームを支えました。打率は.225、3本塁打、33打点を記録しています。
また、今年行われた東京五輪の日本代表メンバーに選出され、金メダル獲得にも貢献しました。
今季、新たに国内FA権を取得したことで梅野選手の去就に注目が集まっていました。
SNS上ではタイガースファンから「来年も一緒に戦おうぜ」「梅ちゃん、男やねぇ」「元気出たわ」など喜びの声が。
また、「梅ちゃん」「梅野残留」「阪神・梅野」などがツイッターのトレンド入りするなど盛り上がりを見せました。
以下、梅野選手のコメント(原文ママ)
今年あと少しのところで優勝を逃して本当に悔しい思いをして、やっぱりこのチームで優勝したい。その思いが一番でした。
今のチームは年齢的にも若いチームで、絶対にこれからもっと強くなっていきますし、その中心でタイガースを引っ張っていきたいという思いです。
本当にこのメンバーとこれからも野球をしたい、みんなと優勝したいという思いで残留することを決めました。
考えさせてもらう時間はたくさんいただいて、阪神球団の方にもたくさんお話しをいただいた中で、自分自身で考えに考え抜いて出した結論なので、少し時間はかかってしまいましたが、今はこのチームで絶対に優勝するという思いだけです。
タイガースファンの方々からの声や思いも届いていましたし、自分自身の決断を後押ししてくれました。
来年こそはこのチームのみんなとタイガースファンのみなさんと、一緒に喜びを分かち合いたいです。