プロ野球・中日の柳裕也投手が5日、2度目の契約交渉に臨み、4000万円アップの推定年俸1億4800万円でサインしました。

11月27日の1回目の契約交渉ではサインせず、保留にしていた柳投手。「球団もなかなか勝ちがつかなかったりというのは十分考えてくれてましたし、これだけ年俸も上げていただいて感謝しています」とコメント。

今季は24試合に登板し、4勝11敗、チームトップの防御率2.44をマークしました。「1年間ローテをしっかり守れたのは良かったですし、内容的にもよくやれたなという部分はもちろんありますけど、やっぱり先発ピッチャーというのはチームを勝たせてなんぼだと思うので、貯金どころか借金ばかりですし、来年はこうやって内容がどうのこうのとかじゃなくて、誰が見てもいい成績だねって言ってもらえるように頑張ります」と今季を振り返りました。

契約交渉の際にチームの話をしたのかと聞かれると、「代表からは中田(翔選手)が来るから来年からは点とるぞって言われました」と笑いながら話し、「中島(宏之)さんもそうですし、ほかにも実績のある選手がたくさんドラゴンズに入ってくると思うので、早くなじんでもらうために、先輩が多いですけど、まずは歓迎会かなと思います」とコメントしました。

個人としての目標は「毎年キャリアハイ狙っているので、キャリアハイ目指して頑張ります」と話した柳投手。「チームではもう優勝ですね、最初から2位、3位目指してやるっていうのは個人的にはないので、応援してくださるファンの方々が多くいる限り優勝目指して頑張ります」と意気込みを語りました。