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巨人不動のショート・坂本勇人 長期離脱の裏で原監督に打診された“ファーストでの復帰”

2022年7月4日 21:58
巨人不動のショート・坂本勇人 長期離脱の裏で原監督に打診された“ファーストでの復帰”
巨人・坂本勇人選手
今シーズン、右膝のケガで長期離脱を余儀なくされた巨人坂本勇人選手。復帰に向けリハビリに取り組む裏で、原辰徳監督と交わしたやりとりを、3日放送の日本テレビ『Going!Sports&News』で明かしました。

今年4月30日の阪神戦で右膝を負傷した坂本選手。翌日の5月1日に右膝内側側副じん帯損傷と診断され、今季初の登録抹消となりました。

リハビリ中は、「プロ野球選手は1軍の舞台で試合するということがいかに大事か。(2軍施設の)ジャイアンツ球場で朝早くから練習している自分と、夜に試合をしている1軍の選手たちを見て、改めて1軍に常にいなきゃいけないと考えさせられた」という坂本選手。

「(ケガは)思ったよりはよくならなかったですね。自分の感覚より、時間がかかったなというのはありました」と、復帰までは40日を費やしました。

そして復帰に向け、指揮を執る原監督から打診されたのは、体への負担が大きいショートではなく“ファーストでの復帰”だったことを明かしました。

しかし坂本選手は「ショートで戻ることを意識してリハビリもしていた。(ファーストでの復帰話を)あえてスキップして、あと何日間か時間くださいというやりとりはありました」と、ショートで復帰することにこだわり、調整を続けたといいます。

そして先月9日に1軍登録されると、同日行われた西武戦から5番・ショートで復帰。打つ方ではいきなり猛打賞をマーク。

そして今月3日の広島戦では2打席連続ホームラン、さらに守備でも難しい三遊間の当たりをアウトにするなど、完全復活をアピールしました。

「復帰してから自分が思っているプレーができない時もあるんですけど、その中でどうやってショートをこなしていくか課題だと思っています」と今後の意気込みを語りました。