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「選手の安全確保」箱根駅伝予選会は例年から約1時間スタートを早める 昨年は季節外れの暑さの中で途中棄権続出

2025年3月26日 6:35
「選手の安全確保」箱根駅伝予選会は例年から約1時間スタートを早める 昨年は季節外れの暑さの中で途中棄権続出
昨年の箱根駅伝予選会スタート(写真:時事)
関東学生陸上競技連盟は25日、毎年10月に行われている、箱根駅伝予選会のスタート時間を約1時間早めることを発表しました。

昨年の第101回大会は、午前9時で23.2度の気温があり、日差しも強い中でレースがスタート。8人の途中棄権、2人のオーバータイムで計10人がゴールできませんでした。出場権をつかんだ東京国際大学も当時4年生の主将・楠木悠人選手が10キロを前に脱水症状で棄権。14位で本選の切符を逃した東海大学は10人目を走っていたランナーがフィニッシュライン直前でふらつき転倒。厳しいコンディションの中、行われていました。

関東学生陸上競技連盟は、「温暖化の影響による選手の安全確保について検討してきた」として、昨年の第101回大会まで午前9時35分だったスタート時間を、第102回大会から午前8時30分に早めるとしています。
最終更新日:2025年3月26日 6:54
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