スノボ・ビッグエアを棄権したアメリカ女子選手 理由は“個人スポンサーの高級ブランド”
マリーノ選手のボード裏には個人スポンサーの文字 (写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
北京五輪のスノーボード女子スロープスタイルで、今月6日に銀メダルを獲得したアメリカのジュリア・マリーノ選手がスノーボードのスポンサー表示を理由に、その後の競技から棄権を余儀なくされていたことが分かりました。
マリーノ選手は村瀬心椛選手が銅メダルを獲得したビッグエアに出場予定でした。
マリーノ選手は高級ブランドのプラダが個人スポンサーとしてついていて、白いボードの裏には赤で目立つようにプラダのロゴが入っています。
プラダはIOCの公式スポンサーではないため、スロープスタイルの時はヘルメットに入ったロゴをマリーノ選手は隠して、スロープスタイルに臨んでいました。
その後、マリーノ選手は自身のインスタグラムのストーリーで、「IOCが私のボードは承認できないと言ってきました。スロープスタイルでは大丈夫だったのに」と明かしました。
アメリカメディアによるとIOC側はテープを張って、ロゴを隠したりしてはどうかと提案しましたが、マリーノ選手は滑りなどが変わってしまうと主張。
結局、ロゴを隠して練習に臨んだということですが、着地の時などに「いつもと違う感じがした」とケガを恐れたマリーノ選手は棄権しました。
アメリカオリンピック委員会はIOCに「スロープスタイルでは承認したのになぜ、ビッグエアではダメなのか」などと訴えましたが、聞き入れられなかったということです。
マリーノ選手は村瀬心椛選手が銅メダルを獲得したビッグエアに出場予定でした。
マリーノ選手は高級ブランドのプラダが個人スポンサーとしてついていて、白いボードの裏には赤で目立つようにプラダのロゴが入っています。
プラダはIOCの公式スポンサーではないため、スロープスタイルの時はヘルメットに入ったロゴをマリーノ選手は隠して、スロープスタイルに臨んでいました。
その後、マリーノ選手は自身のインスタグラムのストーリーで、「IOCが私のボードは承認できないと言ってきました。スロープスタイルでは大丈夫だったのに」と明かしました。
アメリカメディアによるとIOC側はテープを張って、ロゴを隠したりしてはどうかと提案しましたが、マリーノ選手は滑りなどが変わってしまうと主張。
結局、ロゴを隠して練習に臨んだということですが、着地の時などに「いつもと違う感じがした」とケガを恐れたマリーノ選手は棄権しました。
アメリカオリンピック委員会はIOCに「スロープスタイルでは承認したのになぜ、ビッグエアではダメなのか」などと訴えましたが、聞き入れられなかったということです。