◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト4-1中日(13日、神宮球場)

ヤクルトは4番・村上宗隆選手が、4打数3安打4打点2本塁打と大暴れして、チームの連敗を2で止めました。

村上選手は初回の第1打席、2アウト2塁のチャンスで回ってくると、高めのストレートを左中間スタンドへたたき込み、先制の第5号2ランホームランを放ちます。

6回の第3打席でもヒットを打った村上選手は8回の第4打席はノーアウト1塁の場面で回ってくると、甘く入ったストレートを強振。打った瞬間確信の打球は右中間スタンド中段へ特大の第6号2ランホームランとなりました。

全4打点を挙げた村上選手は、今季初の1試合2発と猛打賞を記録しました。

投げては先発のピーターズ投手が4回まで毎回ランナーを出すも粘りの投球で6回無失点の好投を見せ、来日初勝利を挙げました。

▽村上宗隆選手のヒーローインタビュー

――第1打席の左中間へのHR、感触は？

「少しつまり気味だったんですけれど、しっかり押し込むことができて、ホームランになってくれた。ピーターズがまだ勝ててなかったので、なんとか今日は初勝利をプレゼントしようと試合に臨んだので、それができてうれしいです」

――8回の2本目はすさまじいあたりでしたが？

「久しぶりの感覚というか、これからもっともっと打てるように頑張ります」

――今季初の1試合2発と猛打賞、打撃の状態は？

「3・4月はチームに迷惑ばかりかけていますし、まだまだこれから調子が上がっていくと思います。もっともっと頑張ります、応援よろしくお願いします」

――最後にファンへ一言。

「最後まで熱いご声援ありがとうございました。チームはまだ1位じゃないですけれど、最終的に皆さんと最後は笑って終われるように僕たちは一生懸命頑張ります！」