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女子テニスのスビトリナ「ロシアの選手を責めてはいない」 ロシア選手との対戦を拒否 ウクライナへの軍事侵攻で

2022年3月1日 14:48
女子テニスのスビトリナ「ロシアの選手を責めてはいない」 ロシア選手との対戦を拒否 ウクライナへの軍事侵攻で
東京五輪銅メダリスト、ウクライナ代表のスビトリナ選手が次戦のロシア選手との対戦を拒否(写真:ロイター/アフロ)
女子テニスのモンテレイ・オープンに出場中のエリーナ・スビトリナ(モンフィス)選手は日本時間1日、自身のSNSで、ロシア選手との対戦は行わないと発表しました。スビトリナ選手はウクライナの出身です。

投稿では「ロシアの選手を責めているわけではありません。彼らは私の祖国への侵攻に責任があるわけではない。私はこの戦争に反対の意を表している、ロシアとベラルーシの選手みんなに敬意を表したい。彼らのサポートは必要不可欠です」とつづられています。

スビトリナ選手は東京五輪の女子シングルスで銅メダルを獲得、現在、世界ランク15位で、モンテレイ・オープンでは第1シードとして、2日にロシアのA.ポタポワ選手と対戦することになっています。

大会を主催するWTAはロシアの選手に「国名、国旗、国歌などを出さず、個人として出場することを許可」していて、スビトリナ選手の投稿に対する返答などは、まだ発表されていません。

スビトリナ選手はロシアによる軍事侵攻が始まると、大会で得た賞金をウクライナの軍隊支援と人道支援のために、寄付すると発表していました。