◇プロ野球セ・リーグ　ヤクルト1-0中日（20日、神宮球場）

中日の先発は、前回13日広島戦で9回無安打無失点の快投を見せた柳裕也投手。初回は2つの三振を奪う立ち上がりを見せましたが、2回にヤクルト4番サンタナ選手に13号ソロHRを浴び先制を許します。

一方の打線はサイスニード投手の前に7回までヒット1本に抑えられ無得点。

0-1で迎えた8回、中日は先頭打者の宇佐見真吾選手のヒットとヤクルト先発サイスニード投手の悪送球でノーアウト1、2塁とこの試合初めてチャンスを作ります。さらに代打・石橋康太選手が送りバントを決めて1アウト2、3塁とし8番村松開人選手。カットボールを捉えますが、ライナー性の打球はヤクルトのサード武岡龍世選手のグラブの中へ。3塁ランナーが戻れずまさかのダブルプレーで無得点に終わります。

9回にはサイスニード投手から先頭打者の木下拓哉選手、2番大島洋平選手の通算1997安打目のヒットで1アウト1、3塁と再びチャンス。しかし3番ビシエド選手が浅いライトフライで2アウト、最後は4番細川成也選手がセンターフライでゲームセット。

柳投手は8回を投げ無四球8奪三振で1失点も、打線の援護は最後までなく敗戦。これで防御率2点台ながら今季3勝9敗。そして中日は今季ワーストの借金24、ビジターの連敗は12となりました。

そして柳投手の先発時に、中日打線は4試合連続援護点『0』という事態。柳投手は7月11日を最後に5試合勝利から遠ざかっています。また7月23日広島での援護点も1点のみであり、5試合で1得点しか援護がない状況となっています。

【柳裕也投手　最近5試合の成績】
7/23　広島戦　　　6回2失点　敗戦投手　援護点1
7/30　巨人戦　　　7回無失点　勝敗つかず　援護点0
8/ 6　ヤクルト戦　4回途中3失点　敗戦投手　援護点0
8/13　広島戦　　　9回無失点　勝敗つかず　援護点0
8/20　ヤクルト戦　8回1失点　敗戦投手　援護点0