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村竹ラシッド 日本人初の決勝も「もうちょい良い形で名を刻みたかった」と控えめ レース後は「生きた心地しなかった」【110mハードル】

2024年8月8日 11:32
村竹ラシッド 日本人初の決勝も「もうちょい良い形で名を刻みたかった」と控えめ レース後は「生きた心地しなかった」【110mハードル】
村竹ラシッド選手(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
◇パリオリンピック2024 陸上 男子110mハードル準決勝(大会13日=日本時間8日、スタッド・ド・フランス)

男子110mハードルで日本人史上初めての決勝進出を決めた村竹ラシッド選手が、レースを終えてインタビューに登場しました。

各組2着以内と3着以下でタイム上位2選手が決勝進出する準決勝。日本記録を持つ村竹選手は1組目に出場。途中でハードルに当たってしまい4位・13秒26でのフィニッシュとなりましたが、タイムが全体で上位2位に入り、この種目で日本人初となる決勝進出を決めました。

日本人初の決勝進出の快挙ですが、村竹選手は「もうちょい良い形で名を刻みたかったです(笑)」と控えめ。

予選1組でレースを終え、待たされる形で決勝進出が決まりましたが、レース後の心境は「ずっとレースのことを振り返っていて、ハードルすごくぶつけてしまったり、出遅れてしまったことだったり、本当に後悔の念が頭の中をまわっていたので、全然生きた心地しなかったですし、地獄にいるような気分でしたね」と振り返りました。

決勝のレースに向けては「修正するところしかないです。まず出遅れをどうにかするというところと、もっと切れ味を上げていくところ、攻めすぎてかなり重心低くハードルを越えてしまって、そのせいでハードルをぶつけてしまったので、もっと重心を上げてハードルすれすれで越えて、自分の持ち味である中盤からの加速に支障が出ないようなハードルをしたい」と意気込みました。

110mハードル決勝のレースは日本時間9日午前4時45分から行われます。