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佐々木朗希の“完全継続” 話題はアメリカだけでなく、スペイン語圏メディアでも

2022年4月20日 16:32
佐々木朗希の“完全継続” 話題はアメリカだけでなく、スペイン語圏メディアでも
17日にも降板する8回まで“完全”ピッチングをした佐々木朗希投手
プロ野球・ロッテの佐々木朗希投手が、2試合完全試合を達成するかという事態をメジャーリーグがあるアメリカだけではなく、野球が盛んなスペイン語圏メディアも大きく取り上げました。

【アルバット(メキシコ)】
見出し:佐々木朗希を生きる伝説に作り上げたピッチング

特筆すべき内容:
佐々木朗希は世界中のファンの口を“あんぐり”とあけさせた。佐々木の火力のあるピッチ、特に“打てっこない”フォークで14三振を奪った。ファンはMLBの球団に彼から目を離さないよう求めた。

【レコードドットコム(ドミニカ共和国)】
見出し:完璧な野球?佐々木朗希はこの意味を知っていて、歴史を作り続けている

特筆すべき内容:
前回の試合で19三振とともに完全試合を達成した佐々木は、再び偉業を達成しかけるという前例のない功績を作った。

【リーデル(ベネズエラ)】
見出し:佐々木朗希が日本の注目の的に

特筆すべき内容:
佐々木朗希がまた日本の一面を飾った。今回は完全試合ではなく、8回を完全に抑えただけだが、52人の打者を連続でアウトにしている。メジャーでの連続打者アウトの記録はヤスメイロ・ペティットが2014年に達成した46人連続。佐々木はそれを超える52人連続を記録した。

余談:我がドミニカ共和国出身のメルセデス(ジャイアンツ)がセ・リーグで3勝をあげ、防御率2.08を保っている。

【マルカ(スペイン)】
見出し:佐々木朗希の信じがたい人生―津波から生き残り歴史的な試合で投げるまでー

特筆すべき内容:
完全試合がどのくらい難しいかお伝えしよう。メジャーリーグ150年の歴史上、21万8400試合以上がプレーされているが、完全試合は23試合しか達成されていない。佐々木の投球はそれほど巨大で、NPBの1試合での三振記録に並び、新たに連続三振13の記録を作った。

彼のピッチングがもたらす力にメジャーリーグも注目したが、佐々木がすぐにアメリカに飛ぶかは定かではない。

【コンラスベセスジェナス(アメリカ・フロリダ州拠点のキューバ系)】

見出し:2つ目の完全試合を目前にした日本の天才を監督が止める

特筆すべき内容:
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督がカーショウをそれまで“ノーノー”投球していた7回で降板させたが、日本でも同じことが起きた。日本の才能、佐々木朗希が完全試合を目前に8回で監督の指示で降板した。