ラグビーリーグワン1部・東京サントリーサンゴリアス(東京SG )への加入が発表された南アフリカ代表のチェスリン・コルビ選手、ニュージーランド代表のサム・ケイン選手の新入団会見が28日に行われました。

会見に際しコルビ選手は「皆さんこんにちは。チェスリン・コルビです」と日本語であいさつ。「このような機会をいただき非常にうれしく思っております。歴史が深く実績のあるチームに入団できたことを誇らしく思うとともに、皆さんの温かいサポートに恩返しができるようなプレーをできることを心待ちにしています」と喜びを語りました。

また、サム・ケイン選手も日本語で自己紹介し「海外でのプレーは初めてになりますので、自分自身の大きなチャレンジになることを楽しみにしています。サントリーのような由緒あるチームに入団できたことを誇らしく思っております」と、そろって入団した喜びを口にしました。

先月28日のラグビーワールドカップ決勝ではコルビ選手が優勝した南アフリカ代表、ケイン選手が準優勝のニュージーランド代表の一員として対戦した2人。

今回、日本でともにプレーすることについて聞かれると、コルビ選手は「ニュージーランド代表のキャプテンとなるようなプレーヤーとフィールドをともにするというのは非常に光栄だなと思います。サムが培ってきた経験から学んでいくのは非常に楽しみにしているところですし、お互い知り合って親睦を深めるのも楽しんでいます」とコメント。

サム・ケイン選手は「私自身も楽しみにしています。対戦相手として彼が走り回るのを捕まえようとするよりは、自分の味方についてくれている方がうれしいなと思っています。長年ずっと尊敬していたプレーヤーではありますので、フィールドをともにし、親睦をフィールド外でも深めていくのを楽しみにしています」とコメントし、お互いに笑顔を見せました。

東京SGは12月10日、秩父宮ラグビー場でクボタスピアーズ船橋・東京ベイとの開幕戦を戦います。