◇プロ野球パ・リーグ 西武-楽天 (23日、ベルーナドーム)

24日の楽天戦に先発予定の西武・今井達也投手が登板前日、取材に応じました。

防御率2.62、143奪三振とチーム内トップの成績を納める今井投手は、前回の登板も楽天戦で、今季全19試合の登板のうち7試合が楽天戦。“楽天キラー”との呼び声も高く、7試合で5勝を挙げており、24日の登板で8試合目となります。

この日、ブルペンに入り、調整を行った今井投手は、「正直投げる球がない」と本音をポツリ。

それでも、「対戦が多いのでシーズン序盤に、空振りだったりファウルになっていたボールがとらえられたりというのは対戦が多い中で感じているので、それを含めてキャッチャーと話して投げていけたら」と語りました。

多く対戦する中で、研究が大事だという今井投手は、「低めの変化球を見切られることも多くなりましたし、カウントをとりにいく変化球を初球から打たれることも増えたので、しっかり考えながらどれだけ冷静に投げられるか。ゲームを作っていかないといけない立場なので、常に相手の作戦・考えの先を行っていないときついと思うので、ミーティングを聞いて試行錯誤しながら投げていきたい」と、8度目の戦いへ意気込みました。