“ラフプレーの瞬間”負傷交代の平河悠「この痛みならやめようと判断。悔しかったけれど、やめました」
グループDの日本は初戦、南米のパラグアイに5-0での大勝。1968年のメキシコオリンピック以来、56年ぶりのメダル獲得へ好スタートを切りました。
しかし一方で、この試合パラグアイのラフプレーに苦しめられた日本。その中で、FW平河悠選手(ブリストル・シティ/イングランド)は負傷交代となっています。
前半22分、中盤で平河選手がパスを出したあとにパラグアイMFウィデル・ビエラ選手が足で踏みつける危険なプレー。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が入り、ビエラ選手にはレッドカードが提示され退場。右足を踏まれた平河選手はその後いったんはプレーを続けますが、自ら座り込みプレー不可能な状態に。最後は担架に乗せられてピッチ外へ。無念の途中交代となりました。
平河選手はJFA(日本サッカー協会)を通してコメント。
「足の状態はまだなんとも言えないです。歩くのもちょっと痛いという感じです。ファウルを受けた後一回立ってみて、痛いけど行けるかなと思いました。その後、相手が10人になって時間帯も時間帯だったのでここで無理をして悪化させるよりは100パーセントでできる人を交代で出して自分は次の試合に向けて、という頭のリセットができたのでこの痛みならやめようと判断しました。悔しかったけれど、やめました。スタッフから止められたわけではなく最終的には自分の判断です。ファウルのシーン(のような踏まれ方)は、日本では経験はないですけど、国際試合ではよくあると思います。でも自分もまさかあんなに来ると思わなくて避けられなかったので、ちょっと悔やまれますね」
もし離脱となれば日本にとっては大きな痛手、軽傷であることが望まれます。