【ラグビーW杯】“世界最高のトライ”をした名手をどう止めるか 日本第1戦・チリを田中史朗が分析
◇ラグビーワールドカップ2023フランス大会 プールD 日本vsチリ(日本時間10日、トゥールーズ)
歴史を塗り替えるベスト4へ、そして優勝に向けた戦いが始まるラグビー日本代表。
10日にチリとの初戦を迎えますが、初対戦となる相手について、ワールドカップに3大会出場した田中史朗選手(グリーンロケッツ東葛)に聞きました。
世界ランク14位の日本に対し、チリは22位。
それでも田中選手はチリの印象について「力も強いですし、パワフルなランニングをしてくるチームで、世界ランキングが下だからといって気を抜いてしまうとW杯ではすぐにやられてしまう」と語ります。
特に警戒すべき選手は、ロドリゴ・フェルナンデス選手の名を挙げ、その理由として「去年の世界最高トライをした選手」と話します。
トライ・オブ・ザ・イヤーに輝いたフェルナンデス選手の世界最高のトライは、2022年7月9日のアメリカとのW杯予選。
自陣22mライン付近でボールを保持すると、雨でドロドロのピッチをものともせず、7人のディフェンスをかわす80mのトライを決めました。
田中「スピードもありますし、ぬかるんだ中でのステップがバランスいいですし、この選手をのせてしまうと日本はピンチになるかもしれません」
強力な相手への対策については「1人で止めにいこうとすると抜かれてしまうので、2人でしっかり間に入れて相手を倒す“ダブルタックル”がキーになってくると思います」と語ります。
相手1人に対して、2人で同時にタックルにいくダブルタックル。そのキーマンはリーチ マイケル選手。
リーチ選手自身もダブルタックルについて「相手の勢い1発で止めるタックル。相手の強いやつを止めると相手に心理的なダメージを与えるから、そういうプレーを狙っていきたい」と表現します。
強敵をダブルタックルで抑え、白星発進できるか。日本代表の活躍に注目です。
歴史を塗り替えるベスト4へ、そして優勝に向けた戦いが始まるラグビー日本代表。
10日にチリとの初戦を迎えますが、初対戦となる相手について、ワールドカップに3大会出場した田中史朗選手(グリーンロケッツ東葛)に聞きました。
世界ランク14位の日本に対し、チリは22位。
それでも田中選手はチリの印象について「力も強いですし、パワフルなランニングをしてくるチームで、世界ランキングが下だからといって気を抜いてしまうとW杯ではすぐにやられてしまう」と語ります。
特に警戒すべき選手は、ロドリゴ・フェルナンデス選手の名を挙げ、その理由として「去年の世界最高トライをした選手」と話します。
トライ・オブ・ザ・イヤーに輝いたフェルナンデス選手の世界最高のトライは、2022年7月9日のアメリカとのW杯予選。
自陣22mライン付近でボールを保持すると、雨でドロドロのピッチをものともせず、7人のディフェンスをかわす80mのトライを決めました。
田中「スピードもありますし、ぬかるんだ中でのステップがバランスいいですし、この選手をのせてしまうと日本はピンチになるかもしれません」
強力な相手への対策については「1人で止めにいこうとすると抜かれてしまうので、2人でしっかり間に入れて相手を倒す“ダブルタックル”がキーになってくると思います」と語ります。
相手1人に対して、2人で同時にタックルにいくダブルタックル。そのキーマンはリーチ マイケル選手。
リーチ選手自身もダブルタックルについて「相手の勢い1発で止めるタックル。相手の強いやつを止めると相手に心理的なダメージを与えるから、そういうプレーを狙っていきたい」と表現します。
強敵をダブルタックルで抑え、白星発進できるか。日本代表の活躍に注目です。