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【ラグビーW杯】南米チリは今大会唯一の初出場国 初の大舞台で日本と激突

2023年9月9日 12:34
【ラグビーW杯】南米チリは今大会唯一の初出場国 初の大舞台で日本と激突
2022年ラグビー親善試合でのチリ代表(写真:INPHO/アフロ)
アンデスの大空を舞うコンドルを意味する「ロス・コンドレス」の愛称を持つチリ代表は、今大会唯一のワールドカップ初出場国です。南米ではアルゼンチンとウルグアイが近年の大会常連国ですが、南米から3か国が同時に出場するのは今回が初めて。いずれもチリに敗れて今大会出場を揃って逃したカナダ、アメリカの北米勢との勢力図が塗り替えられた形になりました。

8月28日現在の世界ランキング22位のチリは、今大会の南米予選でウルグアイに敗れたものの、カナダとの敗者復活戦を制してプレーオフに進出。チリにとって悲願となる出場権をかけて、アメリカと2回対戦しました。第1戦はアメリカ、第2戦はチリが勝利。合計得点はチリ52-51アメリカとなり、チリがフランス行きの切符を獲得しました。

チリをそんな歴史的瞬間へと導いたのは、ウルグアイ代表PR(プロップ)と指揮官の両方でワールドカップを経験したパブロ・レモイネヘッドコーチです。強化システムを根本から変え、チームを大舞台へと導きました。

初のワールドカップで初めて相見える相手は前回大会ベスト8の日本です。強力FW(フォワード)と才能豊かなBK(バックス)が連係し、初対決となる日本を慌てさせるラグビーを目指します。
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