【ラグビーW杯】エディー・ジョーンズHC再任 強豪オーストラリア、最多タイ3度目の優勝なるか
2021年には日本代表とも対戦したオーストラリア代表「ワラビーズ」(写真/齋藤龍太郎(楕円銀河))
1991年と1999年のラグビーワールドカップを制した「ワラビーズ」の愛称でおなじみのオーストラリアは、今なお強豪の一角として存在感を示し続けています。優勝2回は同じ南半球のライバル、ニュージーランドと南アフリカの最多タイ3回に次ぐ回数で、10大会連続10回目の出場となる今回を6大会ぶりに制すれば、その2カ国の優勝回数に並ぶことになります。
2度目の準優勝で終えた2015年大会で本来の姿を取り戻したかに見えたオーストラリアですが、前回2019年大会はベスト8に終わりました。以後、今日に至る4年間はより一層の強化が必要な期間でしたが、2020年から指揮を執ったデイヴ・レニーHC(ヘッドコーチ)体制下のワラビーズは、昨年はイタリアに敗れるなど5勝9敗。レニーHCは不振から今年1月に解任され(コベルコ神戸スティーラーズ新HCに就任)、元日本代表HCとしても知られイングランドHCを退任したばかりだった世界的名将エディー・ジョーンズHCが電撃就任。2005年以来2度目の再任を果たしました。
オーストラリアHCとして2003年大会で、イングランドHCとして2019年大会でそれぞれ準優勝、HCとしてのワールドカップ通算成績は14勝3敗(1試合中止)を誇るジョーンズHCですが、現職就任後は0勝5敗、世界ランキングは9位(8月28日現在)と振るいません。しかし8月5日のニュージーランド戦は3点差まで肉薄(20-23)と、現体制初白星まであと一歩のところまで来ています。
自国で開催される2027年大会での活躍も期待される若手が数多くメンバー入りしているオーストラリア。その可能性、ポテンシャルは計り知れません。
2度目の準優勝で終えた2015年大会で本来の姿を取り戻したかに見えたオーストラリアですが、前回2019年大会はベスト8に終わりました。以後、今日に至る4年間はより一層の強化が必要な期間でしたが、2020年から指揮を執ったデイヴ・レニーHC(ヘッドコーチ)体制下のワラビーズは、昨年はイタリアに敗れるなど5勝9敗。レニーHCは不振から今年1月に解任され(コベルコ神戸スティーラーズ新HCに就任)、元日本代表HCとしても知られイングランドHCを退任したばかりだった世界的名将エディー・ジョーンズHCが電撃就任。2005年以来2度目の再任を果たしました。
オーストラリアHCとして2003年大会で、イングランドHCとして2019年大会でそれぞれ準優勝、HCとしてのワールドカップ通算成績は14勝3敗(1試合中止)を誇るジョーンズHCですが、現職就任後は0勝5敗、世界ランキングは9位(8月28日現在)と振るいません。しかし8月5日のニュージーランド戦は3点差まで肉薄(20-23)と、現体制初白星まであと一歩のところまで来ています。
自国で開催される2027年大会での活躍も期待される若手が数多くメンバー入りしているオーストラリア。その可能性、ポテンシャルは計り知れません。