【ラグビーW杯】世界ランキング1位の優勝候補アイルランド 8強止まりの過去を越えられるか
世界屈指のFWとBKを揃える世界ランキング1位のアイルランドは大会初優勝を目指す(写真/齋藤龍太郎(楕円銀河))
数多の強豪国が日々強化を進めるなか世界ランキング1位(8月28日)に立ち続けているのが、エメラルドグリーンのジャージーとシャムロックのエンブレムでおなじみの強豪、アイルランドです。ワールドカップは全10大会連続10度目の出場で、いまだ越えられていない「壁」を越える千載一遇のチャンスと言える大会となります。
「壁」とは、8強から上へのハードルです。アイルランドは毎回のように優勝候補に挙げられてきましたが、大会最高成績はベスト8。過去9大会中7大会で準々決勝敗退に終わっており、まだベスト4、つまり準決勝に勝ち進んだことがありません。前回大会も日本代表に敗れプールA2位となり、準々決勝でニュージーランドに大敗。高い実力を持ちながら本番で結果を出せない大会が続いています。
アイルランドはそんな"ジンクス"を10大会目にして打破しようとしています。今年の欧州6カ国対抗戦「シックス・ネーションズ」は5年ぶりのグランドスラム(全勝優勝)を果たし、8月もイタリア、イングランドを圧倒。一部主力を休養させたサモア戦は辛くも勝利となりましたが、勝ち切る力、安定感は群を抜いています。
世界ランキング2位の南アフリカ、5位のスコットランドも同じプールBであることから「死の組」ともささやかれますが、2018年のワールドラグビー年間最優秀選手で今大会終了をもって引退するSOジョナサン・セクストン主将を中心にまとまり、得意の堅守速攻で初の4強以上、そして初優勝を目指します。
「壁」とは、8強から上へのハードルです。アイルランドは毎回のように優勝候補に挙げられてきましたが、大会最高成績はベスト8。過去9大会中7大会で準々決勝敗退に終わっており、まだベスト4、つまり準決勝に勝ち進んだことがありません。前回大会も日本代表に敗れプールA2位となり、準々決勝でニュージーランドに大敗。高い実力を持ちながら本番で結果を出せない大会が続いています。
アイルランドはそんな"ジンクス"を10大会目にして打破しようとしています。今年の欧州6カ国対抗戦「シックス・ネーションズ」は5年ぶりのグランドスラム(全勝優勝)を果たし、8月もイタリア、イングランドを圧倒。一部主力を休養させたサモア戦は辛くも勝利となりましたが、勝ち切る力、安定感は群を抜いています。
世界ランキング2位の南アフリカ、5位のスコットランドも同じプールBであることから「死の組」ともささやかれますが、2018年のワールドラグビー年間最優秀選手で今大会終了をもって引退するSOジョナサン・セクストン主将を中心にまとまり、得意の堅守速攻で初の4強以上、そして初優勝を目指します。