◇プロ野球パ・リーグ 西武7ー4日本ハム（19日、ベルーナドーム）

西武が11安打7得点の猛攻で日本ハムに逆転勝利しました。

西武の先発は松本航投手。初回2アウトまで取りますが、清宮幸太郎選手に四球を出すと、マルティネス選手に先制タイムリーツーベースを浴びます。さらに野村佑希選手をサードゴロに打ち取りますが、サードの佐藤龍世選手が悪送球。この間に2塁ランナーのマルティネス選手が生還し、初回2点を失います。

さらに2回先頭の群司裕也選手にヒット、万波中正選手を四球で出し、ピンチを背負うと、続く中島卓也選手にタイムリーヒットを浴び、追加点を許しました。

その裏に佐藤選手、愛斗選手、蛭間拓哉選手の3連打でノーアウト満塁のチャンスを演出。児玉亮涼選手の犠牲フライで1点を返します。さらに3回、マキノン選手のヒット、佐藤選手の四球で2アウト1,2塁のチャンスとします。続く愛斗選手がタイムリーツーベース。3-3で日本ハムに追いつきました。

松本投手は4回、5回を三者凡退に抑えますが、6回に先頭のマルティネス選手にレフトへ勝ち越しのソロホームランを浴びます。

しかしその裏でした。先頭の中村剛也選手が初球のツーシームをレフト上段へ運び、再び日本ハムに追いつきます。40歳・ベテランの一振りを皮切りに佐藤選手が四球、愛斗選手がヒットで出塁すると、蛭間選手が送りバントに成功。2アウト2,3塁のチャンスの場面で児玉選手がライトへタイムリーヒットを放ち、逆転します。

さらに岸潤一郎選手が四球で出塁し、2アウト満塁。続く源田壮亮選手がレフトへ2点タイムリーヒットを放ち、この回一挙4得点で日本ハムに逆転しました。

松本投手は7回を無失点に抑え、7回115球を投げ、4失点でマウンドを降ります。8回は佐藤隼輔投手、9回は水上由伸投手が三者凡退に抑え、日本ハムに逆転勝利しました。

危うく日本ハムにゲーム差を『1』に縮められるところでしたが、6回の猛攻で逆転勝利した西武はゲーム差を逆に『3』に広げました