今季のメジャーリーグで大谷翔平選手がア・リーグMVPを満票で受賞したことを受け、元侍ジャパン監督でプロ野球・日本ハムの球団プロフェッサーである栗山英樹さんがコメントを発表、大谷選手を祝福しました。

栗山さんは日本ハム監督就任1年目の2012年、当時アメリカ挑戦を表明していた大谷選手を単独指名、“二刀流”大谷選手の才能を開花させました。今年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも共闘した2人は、侍ジャパン3大会ぶりの世界一奪還を果たしました。

かつての教え子の快挙に栗山氏は「本場アメリカのメジャーリーグに精通した方々から2度目の満票での受賞というのは、すべての人たちから認められた証しだと思います。その偉業を成し遂げたことは素晴らしく、とてもうれしいです」とコメント。

また「我々ファイターズは、翔平がいつかは世界一の選手になると信じて送り出しましたが、本人が一瞬たりとも気を緩めることなく攻め続けてきたからこそ、現在地があるのだと思います」と大谷選手の不断の努力をたたえました。

そして「これから先も進化を遂げていくと確信していますし、これまで以上の光景を見せてくれると信じています」と大谷選手のさらなる活躍に期待を寄せました。

2022年より日本ハムの球団プロフェッサーを務めていた栗山英樹氏は、来季からチーム編成および球団経営に携わるフロントの要職に就任予定です。