◇女子プロサッカーリーグWEリーグ第12節　日テレ・東京ヴェルディベレーザ対AC長野パルセイロ・レディース(味の素フィールド西が丘)

日テレ・ベレーザは元なでしこジャパンで2011年W杯優勝メンバーの岩清水梓選手がスタメン出場。岩清水選手は2020年3月に第1子を出産。この試合が“出産後初のリーグ戦スタメン”となりました。

岩清水選手は入場前「ぐずっていた」という先日3日に2歳になった愛息を抱えて入場。母親に抱えられ、少し不安そうな表情で入場するも、試合前写真撮影の際はピースを披露しました。

試合後には二人でグラウンドを一周し写真撮影。会場には拍手が響きわたりました。

試合後、岩清水選手は「(息子との入場を)自分の夢にしていたので夢がかなえられた。みんなのおかげでこの一日を勝利で終えられてすてきな一日になりましたし、今日がスタートラインとして、勝利を目指しつつ母親としてピッチに立つ回数ももっと増やしていきたいなと思います」と語りました。

試合は日テレ・ベレーザ植木理子選手のハットトリックの活躍もあり、4対0で勝利しています。