完投型から分業制へ プロ野球の変化にどう対応するか 沢村賞の堀内恒夫選考委員長「時期を見て」
沢村賞の選考委員長、堀内恒夫氏
プロ野球・沢村賞の選考委員会が28日、都内で行われ、2024年は「該当者なし」と発表されました。
沢村賞は1947年に沢村栄治さんの功績をたたえてもうけられた完投型先発投手への賞ですが、1982年から登板数25試合以上、完投数10試合以上、勝利数15勝以上、勝率6割以上、投球回数200イニング以上、奪三振数150以上、そして防御率2.50以下という厳しい7つの選考基準が設定されています。
こうした基準について選考委員からはプロ野球が「先発、中継ぎ、セットアッパー、抑え」の分業制になっていることなども指摘。報道陣から基準を変える議論は出たか聞かれると、堀内恒夫選考委員長は「それはなかった」としましたが、「時期を見て、そういう話し合いになる可能性はあります」と続けました。
該当者なしは2019年以来5年ぶりで、2020年には中日の大野雄大投手、21年から23年の3年間はオリックスに在籍した山本由伸投手が受賞していました。
沢村賞は1947年に沢村栄治さんの功績をたたえてもうけられた完投型先発投手への賞ですが、1982年から登板数25試合以上、完投数10試合以上、勝利数15勝以上、勝率6割以上、投球回数200イニング以上、奪三振数150以上、そして防御率2.50以下という厳しい7つの選考基準が設定されています。
こうした基準について選考委員からはプロ野球が「先発、中継ぎ、セットアッパー、抑え」の分業制になっていることなども指摘。報道陣から基準を変える議論は出たか聞かれると、堀内恒夫選考委員長は「それはなかった」としましたが、「時期を見て、そういう話し合いになる可能性はあります」と続けました。
該当者なしは2019年以来5年ぶりで、2020年には中日の大野雄大投手、21年から23年の3年間はオリックスに在籍した山本由伸投手が受賞していました。
最終更新日:2024年10月29日 6:16