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【巨人】坂本勇人が復帰戦で攻守に躍動 打っては17号含む2安打&プロ初「サード」で好守備も披露

2023年9月7日 21:05
【巨人】坂本勇人が復帰戦で攻守に躍動 打っては17号含む2安打&プロ初「サード」で好守備も披露
巨人の原辰徳監督
プロ野球セ・リーグ 巨人5-2ヤクルト(7日、神宮球場)

巨人は坂本勇人選手の攻守にわたる活躍でヤクルトを下し、カード勝ち越しとなりました。

この試合、特例2023での登録抹消から2日ぶりに復帰した坂本選手が「5番・サード」で即スタメン。プロ17年目で初となるサードでの出場となりました。

試合が動いたのは4回。ここまでヤクルト先発・高橋奎二投手の前に1安打と封じ込まれていた巨人打線は、丸佳浩選手が四球で出塁すると、4番・岡本和真選手がレフトスタンドへ今季38号2ランホームランを放ち、2点を先取します。

しかしその裏、3回まで1人のランナーも出していなかった先発の赤星優志投手が、村上宗隆選手にタイムリーツーベースヒットで1点を返されると、なおも続くピンチで5番・サンタナ選手の打球は三塁線へ。抜ければ同点となる当たりを“サード・坂本選手”が逆シングルでつかみ1塁へ送球。見事にアウトとしました。

好守に助けられた赤星投手でしたが、5回にオスナ選手に痛恨のソロホームランを浴び、同点。それでも直後の6回、丸佳浩選手の犠牲フライで再び勝ち越しに成功します。勝利投手の権利が復活した赤星投手は6回のマウンドにも上がり、得点圏にランナーを背負いますが無失点に抑え、6回2失点の投球内容でマウンドを降りました。

その後、リリーフ陣が無失点でつないだ9回は坂本選手がダメ押しとなる今季17号2ランを放ち引き離した巨人。最後は守護神・中川皓太投手が試合を締めました。

プロ初のサードで復帰戦となった坂本勇人選手は打っては17号2ラン含む2安打と攻守で躍動。粘りの投球をみせた赤星投手が3勝目を挙げて、ヤクルトとの3連戦を勝ち越しました。
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