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“打った瞬間に確信” ソフトバンク近藤健介の逆転3ランで勝利 劣勢をひっくり返す一発

2023年6月29日 21:17
プロ野球パ・リーグ ソフトバンク3-2楽天(PayPayドーム、29日)

首位オリックスを1ゲーム差で追いかける2位ソフトバンク。先発は1か月ぶりの登板となった大関友久投手。立ち上がりの初回に3本のヒットと四球で2失点を喫し、楽天にリードを許します。

一方打線は、楽天先発の38歳ベテラン岸孝之投手の前に沈黙。2回に2アウト1、3塁のチャンスを作るも、1番中村晃選手がライトフライで無得点。そして3回から6回まではノーヒット。岸投手の制球力のある投球に7回まで4安打無得点に抑えこまれます。

0-2とリードを許したまま迎えた8回ソフトバンクの攻撃。この回からマウンドに上がった楽天の2番手・渡辺翔太投手を攻めたてます。

1番中村選手のヒット、2番牧原大成選手の四球で1、2塁のチャンス。ここでバッターは今季日本ハムからFAで加入した近藤健介選手。代わった3番手・内星龍投手のフォークを捉えると、打った瞬間にバットを放り投げホームランを確信。推定135メートルの完璧な一発で、試合をひっくり返しました。近藤選手は今季11号、2021年シーズンに並ぶキャリアハイとなっています。

近藤選手は「自分のバッティングをしようと集中しました。完璧に仕留めることができました。逆転の1本となって良かったです」とコメント。

勝ったソフトバンクは首位オリックスとのゲーム差を0.5に縮めています。