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「ウォーカーの努力。努力のたまもの」 ウォーカー初の補殺に亀井善行コーチ 「感動した。一日一日よくなってる」

2022年6月29日 10:33
「ウォーカーの努力。努力のたまもの」 ウォーカー初の補殺に亀井善行コーチ 「感動した。一日一日よくなってる」
試合後ウォーカー選手を満面の笑みで迎える亀井善行コーチ
プロ野球セ・リーグ 巨人6-2中日(28日、荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがた)

巨人のウォーカー選手が、初めての補殺を記録しました。

入団当初からマンツーマンで守備の指導をしてきた亀井善行コーチは感慨深げに、試合後の取材に応じ、「彼の努力ですよ。努力のたまもの」などと語りました。

▽以下亀井コーチの一問一答

――ウォーカー選手の返球を見て?
めちゃくちゃうれしかったですね。ちょっと涙でそうになっちゃった。感動した。―日一日よくなってる。一進一退というか、波はありますけど、彼も「何とかしよう」と努力は見れるし。僕も「力になりたいな」と思ってるだけだし。でも彼の努力ですよ。

――慣れない球場では何が大事と伝えたんですか?
地方によってはいろんなことがあるから。フェンスも空も風もあるし見え方も違うし、いろいろそれはいつも話はしてるし。今日だけじゃなくて。それは基本としてね、あとは投げる方で毎日やってるし。

――送球を見てどこが向上してると感じますか?
まあなんて言うか、きれいな球ではないんですけど、最初を見た人は分かると思うんですよ。これが成長じゃないかなと思いますね。今の球だけ見てたら「なんだあの球」ってなるかもですけど、最初見てる僕からしたら、やっぱり感動もんやった。これが何かきっかけになればいいなと思いますね。

――流れ的にもですね?
まあまあそうすね。シートノックから送球も良かったし安定はしてたので今日は。ちょっときっかけになればな、と思います。

――スローイングを教える中で何を重点的にしていますか?
彼に合ったものですよね。僕は英語しゃべれないから通訳を通して言うんだけど、そこの反応とか見てますね。「これは違うな」って反応だったりは分かるんですよ。「今日は良さそうだな」とか「感じつかめたんだな」とか見ながら、「これは違う」とか「やり続けよう」とか。いろんな引き出しを出して伝えてはいるっすけどね。合う合わないはあるし、彼も一生懸命やってくれてるんでね。

努力のたまものです。

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