パリオリンピック・女子サッカー日本代表で秋田市出身の石川璃音選手がナイジェリア戦にフル出場し勝利に貢献しました。県出身でオリンピック・サッカー競技に出場したのは男女を通じて石川選手が初めてです。

女子日本代表・なでしこジャパンの決勝トーナメント進出がかかる予選リーグ最終戦。

大事なナイジェリア戦に秋田市出身のDF、21番の石川璃音選手が先発出場しました。

大会開幕前は、サポート役のバックアップメンバーでしたが、チームにケガ人が出たことで出場の機会が巡ってきました。

「今大会初出場の石川から北川」

立ち上がり、石川選手のパスが日本の最初のシュートにつながりました。

日本は前半から立て続けにゴールを奪い、試合を優位に進めます。

「石川を使っていきます。日本が押し込んだ状態を作っていきます。石川からのクロス」

DFの石川選手も積極的に攻撃に参加しました。

3対1とリードして後半を迎えた日本。

「石川が対応する」

フィジカル面で上回る海外の選手にも石川選手はしっかりと体を当てて、守備でも見せました。

「石川選手強いんですよ。こういうところでもボールを持たす、ではなくてとにかく強くいく、 ていう選手なので。彼女のこれが良さですよね」

フル出場を果たした石川選手は日本の勝利、そして2大会連続の決勝トーナメント進出に貢献しました。

県出身でオリンピック・サッカー競技に出場したのは男女を通じて石川選手が初めてです。

なでしこジャパンは３日、準々決勝でアメリカと対戦します。