パリパラ男子マラソン出場の熊谷豊選手へ高校の後輩がメッセージ
パリ五輪の感動冷めやらぬなか、28日からはパリパラリンピックが開幕します。男子マラソンの視覚障害のクラスに出場する秋田市出身の熊谷豊選手を激励しようと、高校の後輩たちからメッセージが寄せられました。
熊谷選手は秋田市出身の37歳。城東中学校、金足農業高校などを経て現在は三井ダイレクト損保に所属しています。視覚障害がある熊谷選手はマラソン競技で「伴走者と走るか単独で走るかを選択できる」「T12」というクラスに、東京パラリンピックに続き2大会連続で出場します。
パリパラリンピックは28日に始まります。開幕を来週に控え、秋田市で熊谷選手の激励集会が開かれました。
国内で調整中の熊谷選手に代わり、両親が県や秋田市などからの激励金を受け取りました。
父 熊谷剛さん
「温かい気持ちがきゅっと伝わってきましたので、そういうのも全部息子に報告したいと思います。かなり力になって、頑張ってくれると思いますので」
集会には金足農業高校陸上部時代に熊谷選手を指導した小野聡志さんも出席しました。
小野さんは2度目のパラリンピック出場が決まった直後、熊谷選手にエールを送っていました。
小野聡志さん
「真面目で、でもいざ走り始めたらファイトあふれる走りしますので、前回よりも少しでもタイムアップしてメダルを取れたら最高だなと思いますね」
金足農業の後輩からは応援のメッセージが書かれた旗も贈られました。
地元の応援を背に。熊谷選手が出場する男子マラソンはパリパラリンピックの最終日9月8日に行われます。