プロ野球・巨人から1位指名された浅野翔吾選手（高松商高）が8日、神奈川・川崎市内のジャイアンツ寮に入寮。

「24時間いつでも練習できる環境にあるので、しっかり自分の体を追い込んで、いい体にしたいです」と入寮した率直な気持ちを話しました。

浅野選手にとって、今回が初の寮生活。高校のクラスメートや野球部の仲間に見送られながら地元を離れる時には「さみしくて少し涙が出た」といいます。

それでも、プロの世界に飛び込む覚悟を決めた浅野選手は「それだけ応援してくれている人がいることを忘れずに、しっかりやっていきたいと思います」と、決意を語りました。

寮に持ってきた高松商野球部の仲間たちの寄せ書きには、“翔吾だったらできる”“ガンバレ”の文字。「苦しい時はこれを見て、仲間を思い出しながらやっていきたいです」と、支えにしていくと話します。

3月末に迎える新シーズンへ。「今年1年は学びの年にしたい。いろいろなことを学んで、2～3年目からはしっかりレギュラー争いに加わって」とルーキーイヤーの抱負を語り、「『ジャイアンツの51番といえば浅野』って言ってもらえるように、これから先も頑張っていきたい」と先を見据えました。