マラソン代表選考レースで続くハプニング「運営の方々がアイデアを練って対策を...」陸連・高岡SDが会見で言及

名古屋ウィメンズマラソンでペースメーカーがコース間違えるハプニング(写真:時事)
名古屋ウィメンズマラソンが9日に開催。今年東京で行われる世界陸上選手権の代表に選考レースを兼ねる大事なレースで、ハプニングもありました。
先頭集団が23キロ付近でペースメーカーがカラーコーン区切られた部分を走り、選手たちもついていきかけましたが、加世田梨花選手(ダイハツ)が正しいコースを指さしで誘導。慌てて元のコースへ戻る事態となりました。
ハプニングもあった中、佐藤早也伽選手(積水化学)が日本歴代9位の2時間20分59秒で日本人トップの2位フィニッシュ。この結果、ジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズ(JMC)で優勝した安藤友香選手(しまむら)が代表内定。佐藤選手も有力候補となりました。今後残り2枠は、1月の大阪国際女子マラソンで快走をみせた林香菜選手(大塚製薬)や鈴木優花選手(第一生命グループ)ら参加標準記録を突破した選手から総合的に判断されます。
日本陸連の高岡寿成シニアディレクター(SD)は「世界選手権の代表選考で、各選手が積極的にレースを進めた。佐藤選手が2位でゴールできた。しかもタイムが日本歴代9位とまた日本歴代10人の1人を塗り替えることができた。全体的にいいレース」と評価。
また世界との差については、「男子も同じ事が言えるが、なかなか追いつけない差。特に女子は世界も日本も選手の層が薄い。タイム差も人数の関係を考えると差がある。タイムだけでなく勝負ができれば、パリ五輪のように形になるのではないかと思う」と語りました。
また記者会見では、ペースメーカーのトラブルが選考レースで起きたことについて質問が飛びます。2月の大阪マラソンでは、30キロ過ぎの折り返し地点でアクシデントが発生。先頭集団が折り返し地点を直進してしまい、約20メートル通り過ぎたところで折り返します。後続のランナーも折り返しの柱を「ここでしょ?」とばかりに指をさして、困惑する様子もありました。
日本代表の選考レースで相次ぐ誘導ミス。高岡SDは、「コースに関しては、運営の方々がアイデアを練って対策してくれるんじゃないかなと思います」と言及しました。
先頭集団が23キロ付近でペースメーカーがカラーコーン区切られた部分を走り、選手たちもついていきかけましたが、加世田梨花選手(ダイハツ)が正しいコースを指さしで誘導。慌てて元のコースへ戻る事態となりました。
ハプニングもあった中、佐藤早也伽選手(積水化学)が日本歴代9位の2時間20分59秒で日本人トップの2位フィニッシュ。この結果、ジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズ(JMC)で優勝した安藤友香選手(しまむら)が代表内定。佐藤選手も有力候補となりました。今後残り2枠は、1月の大阪国際女子マラソンで快走をみせた林香菜選手(大塚製薬)や鈴木優花選手(第一生命グループ)ら参加標準記録を突破した選手から総合的に判断されます。
日本陸連の高岡寿成シニアディレクター(SD)は「世界選手権の代表選考で、各選手が積極的にレースを進めた。佐藤選手が2位でゴールできた。しかもタイムが日本歴代9位とまた日本歴代10人の1人を塗り替えることができた。全体的にいいレース」と評価。
また世界との差については、「男子も同じ事が言えるが、なかなか追いつけない差。特に女子は世界も日本も選手の層が薄い。タイム差も人数の関係を考えると差がある。タイムだけでなく勝負ができれば、パリ五輪のように形になるのではないかと思う」と語りました。
また記者会見では、ペースメーカーのトラブルが選考レースで起きたことについて質問が飛びます。2月の大阪マラソンでは、30キロ過ぎの折り返し地点でアクシデントが発生。先頭集団が折り返し地点を直進してしまい、約20メートル通り過ぎたところで折り返します。後続のランナーも折り返しの柱を「ここでしょ?」とばかりに指をさして、困惑する様子もありました。
日本代表の選考レースで相次ぐ誘導ミス。高岡SDは、「コースに関しては、運営の方々がアイデアを練って対策してくれるんじゃないかなと思います」と言及しました。
最終更新日:2025年3月10日 17:01