◆プロ野球・巨人春季キャンプ（28日、沖縄・那覇）

この日春季キャンプ最終日を終えた巨人。ブルペンで投げ込んだ菅野智之投手は、時折笑顔を見せながら手応えをつかんでいました。

練習後のインタビューでは「想像通りのいいキャンプになった」と充実の一言。「やりたいことができた1か月間。いろんなことにたくさんチャレンジできた。ブルペンで投げることも、例年に比べると回数多く投げることができたのは一番良かった。からだの調子がいいからこそ、いろんなことにチャレンジできるので、順調です」と、収穫を口にしました。

菅野投手のブルペンでの投球に、間近で見ていた内海哲也投手コーチと村田善則総合コーチも拍手を送るなど太鼓判。菅野投手は「去年に比べるとスライダーの曲がり具合、強弱の感覚がつかめている。スライダーは傾斜で投げないと、なかなかつかむの難しい。ブルペンに多く入ることで、スライダーが良くなりました」と自信に満ちあふれる言葉。

今後に向けては「これからはイニング数も増えてくるかなと思いますし、当然結果も求められる。しっかり結果にこだわりつつも、試すことを試す。今年スライダーは武器になると僕は確信している」と話しました。