MLBエンゼルスの大谷翔平選手が18日に帰国し、取材に応じました。

来年3月に開催されるWBC（ワールド・ベースボール・クラシック）への出場が期待される大谷選手。今年8月にはアメリカで侍ジャパン・栗山英樹監督と再会し、WBCについて話したといいます。

出場について「まだ決断はしていないですけど、日本に帰ってきてまたゆっくり考えたい」としながらも、栗山監督に「『一緒に野球をしたい』と言ってもらえたのでそれだけでもうれしい」と率直な気持ちを明かしました。

前回、2017年のWBCにメンバー入りしながらも右足首のけがで出場を辞退した大谷選手。「前回（2017年）は足首のけがもあってタイミングも合わなかったという感じだったので、いい状態でコンディションが整っていないと時期的に難しい。『出たいな』という思いは日本の時から思っていましたし、いつかそういう大会で日の丸を背負って戦いたいと思っていたので、前向きに捉えています」と語りました。

出場の決断時期については「いつまでというのはない。いい状態で、まずはこのコンディションを整えられるかが大事ですし、その先で遅れれば遅れるほどメンバー選考にも影響がしてくるのでなるべく早い段階で決めたいとは思います」とコメントしました。

11月に行われる強化試合では、完全試合を達成したロッテ・佐々木朗希投手や“令和初の三冠王”ヤクルト・村上宗隆選手らが代表候補に選出。

3月のWBCへ向け、メジャーで偉業を成し遂げた大谷選手が参加するか注目が集まります。