プロ野球開幕まであと1日。

25日に中日との開幕戦に挑む巨人は24日、本拠地・東京ドームで前日練習を行い、最終調整を行いました。

練習後、巨人・原辰徳監督(63)が取材に応じ「やるべきことはやってきた。かなり新しいメンバーが加わって、なじむまでに時間がかかるかもしれないけど、いい形でスタートできると思います」と心境を語りました。

キャプテンの坂本勇人選手が左脇腹痛により2007年以来、15年ぶりに開幕2軍となった緊急事態の巨人。それでも原監督は「勇人がいなくても我々は戦うんだという意識でチームを作ってきましたから、良薬として『ピンチはチャンス』という中で、出た選手はそういう意識で、我々は選手を前に進めたいと思います」と力強く前を向きました。

今シーズン“不屈”をチームスローガンに掲げている巨人。「“不屈”という中で戦い抜くと。どういう逆風が吹こうが、トンボのごとく前にしか進まない。ヨットであるならば逆風の中でも前に進ませる、そういう気持ちで戦っていきます」とまもなく始まるペナントレースに向け、意気込みを語りました。