◇MLBア・リーグ ガーディアンズ6-4ホワイトソックス(日本時間12日、ギャランティード・レート・フィールド)

ホワイトソックスが3連敗で、MLBの20世紀以降ワースト6位タイとなる114敗目を喫しました。

ガーディアンズと対戦したホワイトソックスは初回、2アウト2、3塁のピンチを招くと、レーン・トーマス選手がサードへボテボテのゴロを打ちます。これが内野安打になり、3塁ランナーが生還。さらにファーストがアウトのアピールをしている一瞬の隙にセカンドランナーだったホセ・ラミレス選手もホームインし、2点を先制されます。

さらに3回、ホームランで1点を追加されたホワイトソックスは、再び2アウト、2、3塁のピンチでトーマス選手を迎えます。そのトーマス選手にセカンドゴロを打たれますが、これも内野安打となり3塁ランナーが生還。さらに2塁ランナーのアンドレス・ヒメネス選手が快足を飛ばしホームイン。5点を追う展開となります。

それでも、1アウト満塁のチャンスを作ると、レ二ン・ソサ選手がセンターへタイムリーヒットを放ち1点を返します。さらにボークと内野安打の間に1点ずつ奪うと、2アウト3塁からドミニク・フレッチャー選手がピッチャー強襲の内野安打を放ち1点差に詰め寄ります。

しかし、8回に1点を追加されたホワイトソックス。6対4でガーディアンズに敗れ、2019年タイガースに並ぶ20世紀以降ワースト6位タイとなる今季114敗目。借金は「81」となりました。

20世紀以降のワースト記録は、メッツが創設初年度の1962年に記録した120敗で、ホワイトソックスが120敗を回避するためには残り15試合で10勝(5敗)以上の成績が必要となります。