バドミントン“ワタガシペア”渡辺勇大がプロ転向 「自分の価値、競技の価値を上げたい」
バドミントンの東京五輪混合ダブルスで“ワタガシペア”として、東野有紗選手(25)とペアを組み、銅メダルを獲得した渡辺勇大選手(24)が31日、所属する日本ユニシスを退社し、4月1日からプロ選手として活動することを発表しました。
渡辺選手がプロ契約を交わしたのは「BIPROGY(ビプロジー)バドミントンチーム」。これまで所属していた日本ユニシスの社名変更で新チーム名となっていて、元の所属とプロ契約を結んだ形です。
契約後も東野選手とのペアは継続され、チームの団体戦などにも出場します。
プロ転向のきっかけは、東京五輪で銅メダルを獲得した後と明かした渡辺選手。
「自分の価値、バドミントン競技の価値を上げたい。現役選手として何ができるかを考えたときに、(プロになって)色々なことに幅を広げて、バドミントンを頑張りたい子供たちに選択肢を広げてあげられるように」と思いを語りました。
会見では、2024年のパリ五輪に向けて東野選手と混合ダブルスで「金メダル」を目指すことも明言。
一方で、男子ダブルスでペアを組む遠藤大由選手(35)の引退も発表され、この種目の活動については「自分自身まだ分からない。挑戦する可能性があるならやりたいが、会社やチーム含め相談して決めていきたい。現時点では伝えられない」と答えました。