バドミントン山口茜&シダマツ初優勝で3種目制覇!渡辺&東野“ワタガシ”五輪金を破り連覇達成
100年以上の歴史を誇るバドミントンの全英オープン。最終日の現地20日、決勝種目が行われ、日本勢は女子シングルス、混合ダブルス、女子ダブルスで優勝し、決勝に出場した3種目全てで優勝する快挙を達成しました。
女子シングルスには世界ランキング2位の山口茜選手が登場。第1ゲームから、持ち味の多彩なショットでリズムを作ります。強烈なスマッシュやコートぎりぎりに落とす技ありショットを決めるなど、第1ゲームを先取します。
第2ゲームでは相手に強打を打ち込まれますが、軽快なフットワークでくらいつき、相手のミスを誘います。最後まで集中力を切らさず攻守で圧倒した山口選手は、試合時間44分、2-0のストレート勝ちで大会初優勝を果たしました。
また、混合ダブルスの決勝では東京五輪銅メダル渡辺勇大選手と東野有紗選手の“ワタガシペア”と、金メダルの中国ペアが対戦。
去年のこの全英オープンを制しているワタガシペアは「声をかけあって諦めずにプレーができた」と、息の合ったプレーで相手を翻弄し、こちらもストレート勝ちし、大会連覇を達成しました。
さらに、女子ダブルスでも志田千陽選手と松山奈未選手の“シダマツペア”がストレート勝ちで初制覇。これで日本は歴史ある全英オープンで5種目中3種目を制しました。