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ノルディック複合団体 チームでつかんだ銅メダル 気分は「最高」

2022年2月18日 20:04
ノルディック複合団体 チームでつかんだ銅メダル 気分は「最高」
【写真:日本テレビ・スッキリに出演したノルディック複合団体のメンバー】
北京五輪、スキー・ノルディック複合団体で銅メダルを獲得した渡部暁斗選手、渡部善斗選手、永井秀昭選手、山本涼太選手が18日、日本テレビ「スッキリ」に現地から生出演。MCの加藤浩次さんが銅メダル獲得から一夜明けた今の気持ちを聞きました。

個人でもメダルを獲得した渡部暁斗選手は「最高です。チームの選手、スタッフ全員分喜べるようなメダルだったので、本当に何倍もうれしいですね」と団体でのメダル獲得を喜び、勝因について聞かれると、「ワックスマンがいい働きをしてスキーが滑ったことと、チームの他のメンバーがいいパフォーマンスをしてどんどんつないでくれたこと」と選手、スタッフ皆で勝ち取った銅メダルであると語りました。

渡部善斗選手は、「本当に最高ですね。一晩明けてまだふわふわしている感じがします」と、メダルから一夜明けた今も喜びが冷めない様子を見せました。1番を任された渡部善斗選手は「ずっと声を出し続けていたので、最後はカスカスの声で山本選手をゴールで待ち構えていた」と振り返りました。

ゴール直前にオーストリアとのデッドヒートを繰り広げた山本涼太選手。アンカーを任された時の気持ちを聞いてみると「正直言うとマジか!という感じですね」と素直に話すと、スタジオ出演者も思わず笑顔に。さらに以前、団体戦での戦い方がわからなかった山本選手が渡部暁斗選手からアドバイスをもらった事が今回の走りにつながったという話になったのですが・・・。

加藤さんが「もう一度なんて渡部暁斗選手に言われたのか教えていただけますか?」と質問すると、中々答えられない山本選手。これには渡部暁斗選手も「覚えてないな?」と苦笑。山本選手は「(渡部選手が)すごく怖かったので、すごく険しい顔をされていたので」と渡部暁斗選手の表情が気になって、実は言葉があまり入ってこなかったと裏話を告白。

渡部暁斗選手は「チームで戦うっていうのは自分だけの責任はあり得ない。誰しもがそれなりの責任を負って戦っている。そこがチームで戦う本当の意味だと」と改めてアドバイスしました。

「五輪の挑戦はこれで最後だと決めていた」というチーム最年長、38歳の永井秀昭選手は、「本当にここに立っていること自体奇跡で、さらにメダルという最高のプレゼントが加わったので、本当に最高です」と喜びをかみしめました。

今、何を食べたいかとの質問には「シンプルにお米とみそ汁と漬け物。11月から日本を出て、ずっと海外遠征を回っているので」と日本食が恋しいようでした。