今季55号の村上宗隆 次なる目標は日本選手最多56号 1年目に野村克也さんの「HR記録を破れ」を有言実行
ヤクルト・村上宗隆選手
◇プロ野球セ・リーグ 巨人9-7ヤクルト(13日、神宮球場)
ヤクルトの村上宗隆選手が王貞治さんに並ぶ今季55号ホームランを放ちました。
最終9回、2アウト1,2塁で打席が回ってきた村上選手。対するは巨人の守護神・大勢投手。2球目、外角のストレートを完璧に捉えると、村上選手はホームランを確信。打球は大歓声が湧くレフトスタンドへ。
1964年の巨人・王貞治さんが樹立した日本選手最多に並ぶ55号ホームランとなりました。
試合後、村上選手が取材に応じ、「大記録に並べたというのは僕1人の力では達成できない記録でしたし、まずはこんなに丈夫な体に生んでくれた両親に感謝して、支えてくれる周りの方々にしっかり感謝したいと思います」とコメントしました。
▽以下、村上選手のインタビュー内容
――55号の感触はどうでしたか?
感触はばっちりでした。
――当たった瞬間に(スタンドに)入ったというイメージですか?
そうですね。芯でしっかり捉えられていたので、ホームラン入ったかなと思いました。
――記録を更新し続け、王貞治さんに並ぶ55号。今の気持ちは?
並べたということはすごく光栄ですし、本当にうれしいことなので、大記録に並べたというのは僕1人の力では達成できない記録でしたし、まずはこんなに丈夫な体に生んでくれた両親に感謝して、支えてくれる周りの方々にしっかり感謝したいと思います。
――今一番伝えたい人は誰ですか?
両親が先に出てきますけど、野村克也さんには王さんの記録に並んだり、「(HR記録を)破れ」とヤクルト1年目の時に言われたので、なんでそういう風に言ったかは分からないですけど、こうして王さんに肩を並べて、記録を達成できたというところで、野村克也さんにも報告したいと思います。
――6月から非常に好調。なにかきっかけはありましたか?
色々試行錯誤して野球と向き合いましたし、しっかり自分と向き合いながら取り組んだので、その結果としてたくさんホームランが打てているので、しっかり自分と向き合えたことが大きいと思います。
――向き合えたというのは何が一番あてはまりますか?
一番というのはないですね。全てにおいてしっかり向き合えたことが大切なので、全てにおいて向き合えたかなと思います。
――打席に立つ時に自信がうかがえたが、自信はありますか?
ここ最近、感覚というのは良くなかったんですけど、それもしっかり打撃フォームだったり、どういう意識でいったらいいか考えながら打席に立てて、あの1本のホームランで吹っ切れた気がしたので、今日は自信を持って打席に立つことができました。
――村上選手にはボールが止まったり見えたりする感覚があったりしましたか?
止まって見えるというかは、しっかりタイミングを合わせて打ちにいけているかなと思います。
――次の目標は?
次は56本目を打ちたいと思いますし、「次に、次に」とホームランを打てるように頑張りたいと思います。
――今季一番印象に残っているホームランはありますか?
まだ今季終わっていないので、これからもっとホームランを自分の中でも打てると思いますし、終わってみた時に振り返って、「このホームラン良かったな」というのは考えたいと思います。とにかく今はシーズンを完走して優勝できるように頑張りたいと思います。
――54号は初球を完璧に捉えましたが、どのような狙いがありましたか?
狙いというよりかは、自分のフォームを意識しながら「こういう風に打とう」というのを意識しながら打てました。
――巨人・菅野智之投手からはプロ入り後初ホームラン。球界を代表する投手から打てたことはどうですか?
常に抑えられているので、1本くらい打ちたいと思っていましたし、すごい投手なのでこれからも打てるように頑張りたいと思います。
――55号は追い上げムードの中で打席に立ったと思いますがどのような意識で立ちましたか?
しっかり強い打球を打つということを意識しながら打席に立ちましたし、(大勢投手は)ストレートが強い投手なので、それに振り負けないようにと心がけて打席に立ちました。
――(打ったのは)外角のストレートでしたが、ストレートに絞って打ったんでしょうか?
しっかりタイミングを合わせて振り抜こうと考えていました。
――12日はデッドボールを受け、途中交代しましたが、痛みはありましたか?
多少はありますけど、動ける範囲なので大丈夫です。
――野村克也さんが言ったことを実現しましたが、村上選手にとって野村さんとはどういう存在ですか?
本当に一瞬しか関わりないですけど、一瞬だけ声をかけてくれてそういう可能性を期待してくれたことにすごく感謝していますし、今はなんでそういう風に言ったのか聞きたい気持ちでいっぱいです。
――村上選手自身の中ではどんな解釈をしていますか?
全く分からないです。
――野村さんに教えを請うてみたかったなどの思いはありますか?
もちろんあります。
――背番号「55」と同じホームラン数。そこにたどり着いたことについてはどう思いますか?
全くイメージしていなかったです。背番号の数だけ打てたことはうれしいです。
ヤクルトの村上宗隆選手が王貞治さんに並ぶ今季55号ホームランを放ちました。
最終9回、2アウト1,2塁で打席が回ってきた村上選手。対するは巨人の守護神・大勢投手。2球目、外角のストレートを完璧に捉えると、村上選手はホームランを確信。打球は大歓声が湧くレフトスタンドへ。
1964年の巨人・王貞治さんが樹立した日本選手最多に並ぶ55号ホームランとなりました。
試合後、村上選手が取材に応じ、「大記録に並べたというのは僕1人の力では達成できない記録でしたし、まずはこんなに丈夫な体に生んでくれた両親に感謝して、支えてくれる周りの方々にしっかり感謝したいと思います」とコメントしました。
▽以下、村上選手のインタビュー内容
――55号の感触はどうでしたか?
感触はばっちりでした。
――当たった瞬間に(スタンドに)入ったというイメージですか?
そうですね。芯でしっかり捉えられていたので、ホームラン入ったかなと思いました。
――記録を更新し続け、王貞治さんに並ぶ55号。今の気持ちは?
並べたということはすごく光栄ですし、本当にうれしいことなので、大記録に並べたというのは僕1人の力では達成できない記録でしたし、まずはこんなに丈夫な体に生んでくれた両親に感謝して、支えてくれる周りの方々にしっかり感謝したいと思います。
――今一番伝えたい人は誰ですか?
両親が先に出てきますけど、野村克也さんには王さんの記録に並んだり、「(HR記録を)破れ」とヤクルト1年目の時に言われたので、なんでそういう風に言ったかは分からないですけど、こうして王さんに肩を並べて、記録を達成できたというところで、野村克也さんにも報告したいと思います。
――6月から非常に好調。なにかきっかけはありましたか?
色々試行錯誤して野球と向き合いましたし、しっかり自分と向き合いながら取り組んだので、その結果としてたくさんホームランが打てているので、しっかり自分と向き合えたことが大きいと思います。
――向き合えたというのは何が一番あてはまりますか?
一番というのはないですね。全てにおいてしっかり向き合えたことが大切なので、全てにおいて向き合えたかなと思います。
――打席に立つ時に自信がうかがえたが、自信はありますか?
ここ最近、感覚というのは良くなかったんですけど、それもしっかり打撃フォームだったり、どういう意識でいったらいいか考えながら打席に立てて、あの1本のホームランで吹っ切れた気がしたので、今日は自信を持って打席に立つことができました。
――村上選手にはボールが止まったり見えたりする感覚があったりしましたか?
止まって見えるというかは、しっかりタイミングを合わせて打ちにいけているかなと思います。
――次の目標は?
次は56本目を打ちたいと思いますし、「次に、次に」とホームランを打てるように頑張りたいと思います。
――今季一番印象に残っているホームランはありますか?
まだ今季終わっていないので、これからもっとホームランを自分の中でも打てると思いますし、終わってみた時に振り返って、「このホームラン良かったな」というのは考えたいと思います。とにかく今はシーズンを完走して優勝できるように頑張りたいと思います。
――54号は初球を完璧に捉えましたが、どのような狙いがありましたか?
狙いというよりかは、自分のフォームを意識しながら「こういう風に打とう」というのを意識しながら打てました。
――巨人・菅野智之投手からはプロ入り後初ホームラン。球界を代表する投手から打てたことはどうですか?
常に抑えられているので、1本くらい打ちたいと思っていましたし、すごい投手なのでこれからも打てるように頑張りたいと思います。
――55号は追い上げムードの中で打席に立ったと思いますがどのような意識で立ちましたか?
しっかり強い打球を打つということを意識しながら打席に立ちましたし、(大勢投手は)ストレートが強い投手なので、それに振り負けないようにと心がけて打席に立ちました。
――(打ったのは)外角のストレートでしたが、ストレートに絞って打ったんでしょうか?
しっかりタイミングを合わせて振り抜こうと考えていました。
――12日はデッドボールを受け、途中交代しましたが、痛みはありましたか?
多少はありますけど、動ける範囲なので大丈夫です。
――野村克也さんが言ったことを実現しましたが、村上選手にとって野村さんとはどういう存在ですか?
本当に一瞬しか関わりないですけど、一瞬だけ声をかけてくれてそういう可能性を期待してくれたことにすごく感謝していますし、今はなんでそういう風に言ったのか聞きたい気持ちでいっぱいです。
――村上選手自身の中ではどんな解釈をしていますか?
全く分からないです。
――野村さんに教えを請うてみたかったなどの思いはありますか?
もちろんあります。
――背番号「55」と同じホームラン数。そこにたどり着いたことについてはどう思いますか?
全くイメージしていなかったです。背番号の数だけ打てたことはうれしいです。